社名・雇用・個人保証についての方針
オーナー様がいちばん気にされる3点について、Piscoの方針をお伝えします。
社名
社名は残します。
従業員の雇用と処遇
従業員の雇用と処遇は原則として維持します。
個人保証
旧オーナーさまの個人保証は、原則として解除する方針です。解除に向けた金融機関との交渉は、譲受け側が責任を持って行います(最終的な判断は金融機関によります)。[中小企業庁「経営者保証」][事業承継時の保証解除対策][事業承継時の特則][中小M&Aガイドライン(第3版)]
社名・雇用の維持は当方の方針であり、公的ガイドラインが保証するものではありません。
承継のあとに起きやすい問題と、Piscoの乗り越え方
契約の成立後にも、現場の引継ぎは続きます。公的ガイドラインの論点と工場運営の経験を踏まえ、課題ごとに対応を考えます。社名・雇用・個人保証については、以下に示す方針で進めます。
公的な考え方:中小企業庁「中小PMIガイドライン」案内。以下のPiscoの取り組みは、当事者としての方針です。社名・雇用の維持は当方の方針であり、公的ガイドラインが保証するものではありません。
| 起きやすい問題 | Piscoの取り組み |
|---|---|
| 従業員の離職・不安 | 承継後の説明不足や役割の変化が不安につながります。中小PMIガイドラインは、従業員への速やかで公平な説明とキーパーソンとの面談を示しています。[中小PMIガイドライン] 取り組み:工場運営の経験を踏まえ、承継後の関与体制を案件ごとに検討します。社名は残します。従業員の雇用と処遇は原則として維持します。 |
| 取引先・発注元の離反 | 供給や対応への不安から取引が揺らぐことがあります。同ガイドラインは、成立直後に元経営者と主要取引先を訪問し、継続して対話することを示しています。[中小PMIガイドライン] 取り組み:現場・工程の運営経験を踏まえ、引継ぎ後の関与体制を検討します。取引先への説明・訪問の進め方と供給体制は個別に協議します。 |
| 職人技術の属人化・暗黙知 | 図面に表れない工夫や暗黙の取決めは、引継ぎで抜け落ちやすい点です。同ガイドラインも暗黙の取決めの把握を挙げています。[中小PMIガイドライン] 取り組み:技術者としての現場理解と工場運営の経験を生かし、技術を生かせる工程を検討します。元オーナーさまには、ご希望に応じて有償顧問として関わっていただく形も相談できます。 |
| 個人保証・借入の扱い | 承継しても個人保証・借入の扱いを別途確認する必要があります。中小M&Aガイドラインは経営者保証の確認を求めています。「経営者保証に関するガイドライン」の特則では、事業承継時に新旧経営者から保証を二重に求めることは原則として認められていません。[中小M&Aガイドライン(第3版)] 取り組み:旧オーナーさまの個人保証は、原則として解除する方針です。解除に向けた金融機関との交渉は、譲受け側が責任を持って行います(最終的な判断は金融機関によります)。[中小企業庁「経営者保証」][事業承継時の保証解除対策][事業承継時の特則][中小M&Aガイドライン(第3版)]借入条件は金融機関と個別に協議します。 |
| 設備の老朽化 | 設備の状態によっては、品質・生産能力や修繕負担が課題になります。 取り組み:自社で設備・工程を運営する経験から、現場の状況を踏まえて検討します。修繕や設備投資の必要性・範囲は個別に協議します。 |
| 仕事量の減少 | 既存の発注への依存や需要の変化が、仕事量に影響することがあります。 取り組み:米国での技術の需要・販路を生かし、仕事量を支える可能性を検討します。自社工場や顧客の需要と技術が合うかを確認し、受注量や売上を保証することはありません。 |
| 元オーナーとの関係 | 承継後の役割や関与の範囲が曖昧だと、判断に行き違いが生じることがあります。 取り組み:ご希望に応じて、元オーナーさまが有償顧問として技術の引継ぎに関わる形を相談できます。役割・期間・報酬は個別に協議します。 |
| 文化の違い | 現場の慣習や意思決定の進め方が異なり、戸惑いが生じることがあります。 取り組み:工場運営の経験を踏まえ、国内の譲受け主体とPiscoの承継後の関与体制を検討します。元オーナーさまの考えを伺い、関わり方を個別に協議します。 |
| 簿外債務・偶発債務 | 中小PMIガイドラインは、株式譲渡ではこれらのリスクが比較的高く、詳細な調査が必要と説明しています。事業譲渡はリスクを遮断しやすい一方、承継範囲の確認が必要です。[中小PMIガイドライン] 取り組み:NDAの下で情報を確認し、譲受け当事者として承継方法・条件を個別に協議します。調査の範囲や専門家の関与も個別に協議します。 |
よくあるご質問
従業員や社名はどうなりますか。
社名は残します。従業員の雇用と処遇は原則として維持します。
旧オーナーの個人保証はどうなりますか。
旧オーナーさまの個人保証は、原則として解除する方針です。解除に向けた金融機関との交渉は、譲受け側が責任を持って行います(最終的な判断は金融機関によります)。[中小企業庁「経営者保証」][事業承継時の保証解除対策][事業承継時の特則][中小M&Aガイドライン(第3版)]
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