top of page

現地調査

まずは、日本国内での情報収集(インターネット・公的機関資料など)を行いながら、弊社と共同で「仮のビジネスプラン」を立て、初期検討を進めます。
 

この段階では、次のような論点について、個別の事情に応じたカウンセリングを行い、事業可能性の一次評価を行います:

  • 対象国・地域の法規制への適合性

  • 進出形態(100%出資、合弁など)の選択肢とリスク比較

  • 必要コストと収益予測

  • 政治・社会不安・為替リスクなどのカントリーリスク

  • 労働市場と労務環境の整合性

 

さらに詳細な検討のため、以下のような分野ごとに情報を整理します:

 制度・制度的環境

  • 外資規制、税制、法人制度、労働法規

 市場・販売関連

  • 市場規模、流通構造、競合状況

 生産・調達・インフラ

  • 原材料・部品の現地調達可否、電力・物流・通信などの基盤

 人的資源と生活環境

  • 労働力の質とコスト、駐在員のビザ取得・住宅事情

 金融と資金調達

  • 銀行制度、資本調達の手段と条件

 現地パートナーの探索

 

候補地がある程度絞り込めた段階で、現地視察を実施することが極めて重要です。国内情報だけでは把握できない「現場のリアリティ」を確認し、進出判断に確信を持つための重要なステップです。

具体的には、以下のような目的で現地調査を行います:

  • 机上で収集した情報と現地実態の整合性を検証する

  • 現地でしか得られない詳細情報(規制運用、商習慣、人脈)を収集

  • 有望な取引先・提携候補と実際に会い、信頼性や相性を判断

bottom of page